交通部が、観光バスの安全性向上に向けて複数の措置を打ち出した。先月起きた観光バス炎上事故により、林全・行政院長は交通部に対し、観光バスの管理体制の見直しを命じた。これを受けて交通部の賀陳旦・部長は4日の閣議で、「観光バスの安全を確保するための行動計画」として、6項目の対策を提出した。
賀陳旦・交通部長は、人、車、道、業界の四つの面から、路上検査、飲酒運転の防止、政府機関や学校に対する、優良と認定された業者の優先的な利用の奨励、旅行業者による、場所、時間、移動経路の異なる旅行プランの開発を強化すると説明、また、団体旅行の場合は出発前の緊急避難訓練の実施、旅行に関する重大な事件の通報メカニズムの強化を行う。
賀陳旦・交通部長は、「避難訓練の部分については、団体旅行のグループが出発する前、必ずその場で実施するよう義務付ける。ガイドがそれをすべて記録して業者に報告する。我々はまた、重大事故の通報メカニズムも強化する」と話した。
向こう3ヶ月以内の改善措置としては、運営が劣悪な業者リストの公表、移動中の観光バスに関する情報システムに関する計画、新車の安全検査及び使用中の車両に対する電気系統の検査規範設定、中国大陸からの団体ツアーのスケジュールとバスの運転手の勤務時間の調査となっている。また、長期的には来年1月1日に、大型観光バスに三つの手動閉会式窓など設備の設置を義務付ける方針を明らかにした。