原住民族の「歴史的正義、移行期の正義委員会」の組織が明らかになった。
蔡英文・総統は1日、中華民国政府を代表し、原住民族が過去400年にわたって受けてきた苦痛と不公平な待遇について謝罪した。これに続いて蔡・総統は、「総統府原住民族の歴史的正義、移行期の正義委員会の設置要点」を承認し、この委員会はまもなく設置されることになった。
総統府の黄重諺・報道官は、蔡・総統は国と原住民族の対等な関係を重視しており、任務型のこの委員会は、原住民族が集団で政策決定するメカニズムだと説明した。この委員会は、各原住民族の代表、関係政府機関の代表、専門家及び原住民族の市民団体代表など29人から31人で構成され、いずれも無給職だという。
黄・報道官は、「16ある原住民族から代表を1人ずつ、そして平埔族からの代表3人が委員会メンバーとなる。向こう4ヶ月以内に原住民族及び平埔族の人たちの推挙で決める。人選は各部族と集落のコンセンサスを基礎とする」と説明した。
委員会は三ヶ月に一回開催し、必要な際には臨時会議が招集される。さらに委員会の下部組織として、土地、文化、言語、歴史、和解などの各テーマのチームが設けられ、各種のテーマに基づいて検討した上で、議題を委員会にあげて再び討論するという。