蔡英文・総統が原住民族に謝罪し、国家が真の和解に向かうよう願った。1日は中華民国台湾の原住民族の日。蔡英文はこの日、総統府で、総統として政府を代表して原住民族に謝罪した。蔡・総統は16分間近い談話の中で、原住民族が過去400年にわたって受けてきた苦痛と不公平な待遇について、十度謝った。
蔡英文・総統は、「政府を代表して全ての原住民族の人たちに最も深い謝罪をしたい。過去400年来、みなが受けてきた苦痛と不公平な待遇について、私は政府を代表して謝罪する」と述べた。
蔡・総統は、謝罪する理由について、台湾には早くから人が住んでいて、自分たちの生活、自分たちの言葉、文化、習慣、生活領域を持っていたが、後からやってきた人々がその全てを奪い、原住民族は自分たちが最も親しんだこの土地で居場所を失い、片隅に追いやられたと説明した。
蔡・総統はさらに、過去400年来、台湾にやってきた政権はみな、原住民族の既得権益を深刻に侵害し、原住民族が自らのことでさえ自分たちで決められなくしたと強調した。蔡・総統は、「我々の努力は足りない。そしてこれまでそれに気付かなかったため、みなの苦しみが今日まで続くことになった。本当に申し訳ない」と述べた。
蔡総統はそして、今日の謝罪は遅すぎるものだが一つのスタートだと指摘、400年の苦しみを一篇の文章、一言の言葉で癒せるわけがないが、この謝罪が台湾のすべての人が和解に向けて進むためのスタートになるよう心から願うと結んだ。