来年度の中央政府総予算案における歳出は1.1%の微増となる見通し。行政院の林全・院長は29日午前、2017年度中央政府総予算準備審査委員会を開いた。会議の席上、林・行政院長は、政府の財政改善、財政の規律再生に向けて、来年度予算は歳出の増加率が歳入の増加率を超えないことを原則に編成していこうと呼びかけた。
そして、財政部と行政院主計総処の提示した、歳入1兆8444億元(日本円約5兆9286億円)、歳出1兆9980億元(日本円約6兆4223億円)について林全・行政院長が同意。この予算案では、歳出の伸びは1.1%であるのに対し、歳入は1.2%の伸びとなっている。
来年度の総予算案で歳入から歳出を差し引くと1536億元の赤字となり、国債償還など債務の返済分を加えると2276億元が不足する。不足分はすべて国債の発行で調達。歳出に対する新たな債務の割合は11.4%で、今年度より0.1ポイント下がる。