今年第2四半期の経済成長率が予想を上回り、年間での1%成長への期待が高まっている。行政院主計総処は29日、今年第2四半期の経済成長率速報値を発表、第2四半期は0.69%で、3四半期続いたマイナス成長からプラスに転じた。5月に予測した0.48%より0.21ポイント高く、予想以上だった。主には外需によるもので、輸出で最大の電子製品がプラス転換し、それ以外の主な商品のマイナス幅が減り、輸出が予想を上回ったことが原因。
主計総処の王淑娟・専門委員は、各数値から見て、第2四半期は景気の緩やかな回復の中で、「明るさが見えてきた状態」と指摘。第1四半期(マイナス0.68%)と合わせると上半期の成長率は0.01%で、景気回復の勢いは弱いものの、第3四半期、第4四半期の成長率が主計総処の予想通りだった場合、今年の成長率が1%に達する可能性は増えると述べた。
主計総処では、イギリスのEU欧州連合離脱決定、保護貿易の広がり、中東の地政学的な影響など不確定要素は多く、従来世界の経済成長率予測値を上方修正しようとしていたIMF国際通貨基金でさえ、こうした状況下、最終的には予想を下方修正したと説明、このため主計総処も景気見通しを改めて見直し、8月19日に最新の予測を発表すると述べた。