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台湾の漁業者、太平島に寄港

  • 26 July, 2016
  • Editor
台湾の漁業者、太平島に寄港
太平島で治療も

漁業者らが26日午前、南シナ海の太平島寄港を果たした。

南シナ海に浮かぶ南沙諸島最大の島、太平島が先ごろの仲裁裁判で「岩礁」だと認定されたことに反発した台湾南部・屏東県新園郷の漁業者たちは20日、「主権を示す」として自発的に太平島に向かった。

25日夜、このうち「達億春」、「満吉勝8号」及び「穏順満66号」の3隻の漁船は真水が足りなくなったことなどを理由に太平島に寄港、午後10時30分に太平島の埠頭で補給を行い、行政院海岸巡防署が夕食と朝食を提供した。また、これら漁業者の一部は体調を崩したことで治療を申請、南沙病院が埠頭に設けた救護ステーションで診察を受けた。その後、26日午前11時、太平島を離れて帰路についた。

政府がこれに先立ち、太平島は軍事管制区だとして、理由なくこれら漁船を停泊させることに難色を示したため、これら漁船は水の補給などを求めたものだと見られる。

海岸巡防署では、漁船に21本の真水、豚肉と牛肉の缶詰1箱ずつ提供。海岸巡防署によると、船員が降り立ったのは埠頭のみで、軍の管制エリア内には立ち入らなかったという。また三隻は、太平島の沖合で停泊していたもう1隻の漁船と合流し、屏東県新園郷の塩埔漁港に戻るという。

行政院の童振源・報道官は26日、寄港のためには45日前に国防部に申請が必要であるにもかかわらず、これら漁船がその手続きをしていなかったことについて、「誰もが太平島に上陸できるなら、国家の主権は失われてしまう」と25日に述べたことが論議を呼んだ。童・報道官は26日、この発言の真意について、「国家の安全を第一に考慮した場合、太平島は軍の管制区であり、国家の安全、国防の評価なしに勝手に上陸することは国家の安全を脅かす。ひいては国家の権益を損ねることになる」と説明した。

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