台湾北部の台北市と、中国大陸の上海市の都市間交流が行えるかどうかが不透明になっている。台北市と上海市は2010年から、二つの都市によるフォーラム「台北・上海都市フォーラム」を行ってきた。しかし、今年、台湾で蔡英文・政権が発足したことで、台湾海峡両岸のいわゆる公式な交流はこう着状態に陥っており、今年のこのフォーラム開催が危ぶまれている。
台北市の柯文哲・市長は25日、報道陣に対し、開催するかどうかは台北市が一方的に決められることではなく、双方の上層部による協議が必要だとして、ぎりぎりになるまで決定できないとの見方を示した。
柯文哲・台北市長は、昨年自ら提示した、台湾海峡両岸関係に関する「四つの相互関係」を改めて持ち出し、互いに相手を知り、互いに理解し、互いに尊重し、互いに協力するという原則を元に、双方が相手方の社会の現状と歴史的な問題を理解することができれば、両岸関係は発展しやすいのではないかと述べている。