林全・行政院長が、バス炎上事故の善後策5項目を指示した。
行政院の林全・院長は20日午前、19日午後に発生した中国大陸の団体客24人を乗せた遊覧バスの炎上死亡事故について5項目の指示を出した。この事故では台湾の運転手とガイドを含めて26人が死亡した。
行政院の童振源・報道官は、林・行政院長からの指示内容として「台湾桃園国際空港に連絡窓口を設け、遺族が台湾に到着した後の対応を行うこと」、「桃園市の中壢葬儀場に総合サービスセンターを設けること」、「葬儀場にメディアセンターを設け、毎日二回、メディアに向け関連対策の進捗状況について説明すること」、「遺族が到着する前に、今後のサポートや補償など、遺族の権益について説明する冊子を準備しておくこと」、「遺族への説明会を適宜行い、対応の進度と提供できるサポートの内容について説明すること」の5項目を挙げた。
一方、今回の事故を起こしたツアーについて、台湾ではよく見られる、中国大陸の団体ツアー客に、中国大陸の企業が外資などを通じて投資した台湾の旅行会社、ホテルなどを利用させるビジネスモデル、通称「一匹の龍」ではないかという疑いが広がっている。
行政措置によりこうした事態を改善すべきではないかという声が上がっていることについて、童・報道官は、林・行政院長は既に関連部署に対してそれを検討するよう指示していると説明、しかし、今は遺族への対応が最優先だと述べた。
なお、中華民国政府で対中国大陸政策を担う、行政院大陸委員会の邱垂正・副主任委員は20日、桃園市の中壢葬儀場に向かい、遊覧バスの炎上死亡事故でなくなった中国大陸の旅行者を追悼した。中国大陸の海峡両岸旅遊交流協会や、遼寧省旅游局など中国大陸の公的機関の職員は20日の午後台湾に到着するという。