外交部が、台湾は南シナ海「仲裁」裁判の結果の適用を受けないと主張した。フィリピンが中国大陸を相手取り、南シナ海における「領有権」に関して、常設仲裁裁判所に求めた仲裁裁判の結果が12日に明らかになる。外交部の李澄然・次長は11日、立法院内政委員会での答弁でこれに触れた。
外交部の李・次長は、「主権に関しては絶対に譲らない。仲裁結果に我々の主権を損なう点があれば、我々は強い対応をとる」と述べた。外交部は先ごろ、「仲裁の結果次第で対応する」としていたが、李・外交部次長はこの日の答弁の中で初めて、「台湾は仲裁結果の適用を受けない」と明確に述べた。
李・次長は、「台湾は今回の『仲裁』の当事者となっていない。このためいかなる決定も我々から見れば、法律の観点から適用されないことになる。主権に対する立場は前の馬英九・政権と同じだ」と述べた。