台風1号が8日、台湾南部を横断して南部の農業に大きな被害をもたらしたことを受け、中共国務院台湾事務弁公室がお見舞いのメッセージを発表した。このメッセージは、中共のメディア、新華社を通して発表され、「我々は台湾が深刻な災害に見舞われたことについて深く心配し、被災した人々にお見舞いの気持ちを伝える。そして、これらの人々の正常な生活と仕事が一日も早く回復できることを心から願う」というもの。
中華民国政府で対中国大陸政策を担当する、行政院大陸委員会(陸委会)は9日、中国大陸側からのお見舞いに対し、中華民国政府を代表して感謝すると述べた。
台湾と中国大陸の関係は台湾での政権交代以降冷え込んでいる。先ごろ、中国大陸で起きた竜巻と豪雨による災害に対し、台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会は二度、お見舞いのメッセージを書簡で送った。しかし、中国大陸側はその返事として、「国民党と台湾の各界の人々の思いやりに感謝する」とだけ述べ、海峡交流基金会については触れなかった。