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台鉄車両内爆発、55歳の男が犯人か

  • 08 July, 2016
  • Editor
台鉄車両内爆発、55歳の男が犯人か
鉄道での爆破事件、容疑者が明らかに

在来線・台湾鉄道(台鉄)の車両内で爆発が起き、けがを負って病院で治療を受けている55歳の男が犯人と伝えられている。台湾鉄道の「区間車」1258列車が7日夜10時前、台北駅から松山駅に到着する直前、6号車の車内で爆発が起き、周りにいた乗客がけがをした。火もついたが、乗客が消火器を使って消し止めたという。列車は松山駅で停車、けが人や乗り合わせた人が逃げ惑うなど2番ホームが大混乱となった。25人が重軽傷を負って病院に運ばれた。

内政部警政署鉄道警察局が8日午前に発表したところによると、松山駅まで残り約1キロメートルの地点で爆発。車内には爆発したものの破片などが残っており、半分になった厚さ2ミリ、直径6センチの鉄パイプが見つかっている。長さ15センチほどだが、半分にちぎれたとされ、元は47センチあったもよう。中には花火などで使用される黒い火薬が残っていた。鉄道警察局台北分局の王宝章・局長は、「この鉄パイプ製の爆弾には信管などの起爆装置がついておらず、手製のものだと考えられる。作りは粗雑なものだ」と話した。

その後、捜査当局では、けが人のうち55歳の男の指紋やDNAが列車のトイレに残っていたものと一致したとして、この男性が犯人である可能性が高まったと明らかにした。男性は住所不定で、南投県に飼っていた犬を乗せた車を乗り捨てており、生活を悲観した末の犯行との見方も。この男は気管をやけどしていて話ができず、取調べはまだ進んでいないもよう。

事件発生後、行政院の林全・院長はただちに中央災害対応センターに緊急対応リームを設置した。林・行政院長は8日、中央災害対応センターで報道陣に対し、組織的なテロ攻撃ではなく、個人が起こした事件だと強調、国民が過度に不安に陥らないようにと呼びかけた。

重軽傷者25人のうち6人が集中治療室で治療を受けており、そのうち3人は重症。症状はやけど、熱い空気を吸い込んだことによる呼吸器系のやけどなど。

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