台風1号が台湾を東から直撃する見通しに。台風1号は台湾時間7日午後10時の時点で、台湾東部・花蓮の東南東約束150キロメートルの海上にあり、1時間に14キロメートルから17キロメートルの速度で西北西から西北に進んでいる。移動速度はスローダウンしたものの、暴風域は200キロメートルを維持、中心付近の最大風速も秒速55メートルを保ちながら台湾本島に向かっている。
中央気象局では、台風の接近に伴い台湾東部の沿海地域では風が徐々に強まっており、最大では秒速56.1メートルから61.2メートルまでの風が吹く恐れがあると予想、夕方以降は北西部の苗栗以北で、そして7日の夜から8日未明にかけては中南部での風が強まると説明した。
中央気象局では、最も多く雨が降る場所は台湾北東部、東部、中南部で、特に北東部と東部の山間部では向こう24時間のうちに400ミリから600ミリの雨が降る恐れがあるとしている。南東部の台東、南部の屏東、高雄では300ミリから500ミリに達する可能性があり、台風の影響がなくなるまでの総雨量では、北東部の宜蘭県、東部の花蓮県、そして中南部の山間部で500ミリから900ミリが予想される。
なお、台風1号の襲来に備え、離島の金門県、連江県を除き、台湾全域で8日は出勤免除・休校の「休日」扱いとすることが宣言された。また、台湾新幹線こと、台湾高速鉄道(高鉄)は、8日の全線運休を決めた。