台湾の大学院生が、国際的なデザイン賞を9つ受賞した。
台湾中部、台中市の私立、亜洲大学ビジュアルコミュニケーションデザイン学科の大学院で学ぶ、劉経緯さんが、ボラの卵巣を塩漬けにし乾燥させた台湾の名物、カラスミをモチーフにした「野生のボラを捕まえろ」シリーズのパッケージで、欧米の9つの国際デザイン賞を受賞した。
劉さんによると、「野生のボラを捕まえろ」シリーズは、魚拓の方法でボラの姿を表現したほか、ボラを捕獲する過程も包装のデザインに取りいれたという。劉さんは、カラスミは海の中の「黒いゴールド」と呼ばれ、ボラは大自然からの賜物であることから、環境との共生という理念をを表そうと、その包装はエコロジーを第一に、全ての包装、包材がリサイクル可能なものとなっていると説明している。
この作品は、ドイツ、ベルギー、オーストリア、スイス、アメリカのニューヨーク及びシカゴ、イギリスのロンドン、イタリアなどの9つの国際的なデザインコンクールで金賞、銀賞などを受賞した。
劉経緯さんは在学期間、世界の様々なデザインコンクールを受賞しており、昨年9月には、持ち主に捨てられたカバンが自分の価値とアイデンティティーをみつけるストーリーを描いた「the little bag」(包包流浪記)で、日本イラストレーター協会(JIA)主催の「第16回イラストレーションコンペ」のグランプリに輝いている。