林全・行政院長が、各自治体に対し、台風1号への備えで万全を期すよう呼びかけている。
台風1号は、5日、勢力が「中度」に強まった。中央気象局によると、台風1号は5日午後2時の時点で、台湾最南端・ガランビの東南東1630キロメートル前後の海上にあり、1時間に30キロメートルの速度で西北西に進んでいる。中心付近の風速は秒速33メートル、中心気圧は970ヘクトパスカル。
台湾本島の最北端・新北市石門区の沖合いで今年3月、貨物船「徳翔台北」号が座礁し、油などが流出した。現在、解体して取り除く作業が進められているが、台風1号によって作業が遅れる恐れが強まっている。
林全・行政院長は5日、作業現場を視察、台風が接近する前に船体を固定し、台風がやってくる間、船内から汚染物が再び流れ出ることを防ぐよう求めた。
林・行政院長は、台風1号の勢力は強いとして、自治体は各部署と密接に連絡を取りながら台風に備え、問題が発生した場合は速やかに対応するよう呼びかけた。