空港MRT(新交通システム)の完成が延び延びになっていることについて交通部が調査委員会を発足させた。台湾桃園国際空港と台北駅などを結ぶ空港新交通システムの完成時期は6回延期されている。
現在は試運転を重ねているが、平均速度、ダイヤに基づく運行、運行間隔などいずれも基準に達していないことから、建設を担当する交通部高速鉄路工程局は、現在のテスト結果を元に桃園空港新交通システム公司が模擬運行を行うよう希望している。その後、契約で求められる基準まで改善出来てから、桃園空港新交通システム公司が正式に引渡しを受ける形。しかし、桃園市はこれを拒否しており、営業開始のめどが全く立たない事態となっている。
交通部は立法院交通委員会の決議に従い、空港新交通システム監理調査委員会を立ち上げた。独立した公正な第三者として、現在の問題とトラブルについて調査し、8月末にその結果と提言を行うという。
同委員会は4日午前、初の会合を行った。同委員会はまず交通部高速鉄路工程局で報告を受けてから、台北駅横の空港新交通システムA1駅を視察、さらに運行コントロールセンターを訪れて作業内容と安全検査について確認した。交通部は、この調査委員会が争いを解決に導くことで、年内の試験営業にこぎつけられるよう期待している。