中国大陸からの旅行者減少で、観光旅行業者の業績が影響を受けている。行政院大陸委員会は6月30日、今年5月と6月に中国大陸から台湾を訪れた旅行者が前年比で15%減ったことを認めた。台湾の観光旅行業界への影響について、民間の人材紹介サイト、1111人力銀行がこのほど調査したところ、回答した業者のうち65.7%が、中国大陸からの旅行者の減少をはっきりと感じており、そのうち39.8%はそれが原因で業績が悪化していると明らかにした。売り上げは平均で23%減り、利益も減少しているという。
業者は政府が政府が東南アジア、並びにインドとの関係を深める「新南向政策」を推し進めることで、東南アジアの旅行者を呼び込めることに期待しているが、一方でこうした旅行者が増えた場合、東南アジアの言語の人材が業界に不足していることなど、受け入れ態勢の面で問題が出る恐れも指摘している。