蔡英文・総統が、中国大陸側が柔軟な考え方を持つよう期待した。中共国務院台湾事務弁公室は先週、台湾の新政権は「92年コンセンサス」を認めていないとして、双方の両岸業務主務機関による意思疎通のルート、そして窓口機関同士による交渉メカニズムのいずれも停止しており、その責任は台湾にあると主張した。
パラグアイを訪問中の蔡英文・総統は現地時間の29日午後、報道関係者との茶話会でこれに触れた。蔡・総統は、両岸関係の平和と安定には台湾と中国大陸が責任を持たねばならないとする一方、両岸関係の平和によって利益を得ているアジアの国々のサポートにも期待した。
蔡・総統は、「自分は総統就任演説で、最大の誠意と柔軟性を示した。中国大陸側がこれを細かく理解すると共に、柔軟な考え方を持てるよう期待する。安定した関係を維持できれば皆にとって一番いい」と述べた。