台湾出身で、現在アメリカを拠点として活動する25歳の男性ピアニスト、沈孟生さんが、「第17回サンノゼ国際ピアノコンペティション」で優勝した。
このコンペティションは、毎年、アメリカ・カリフォルニア州のサンノゼ市で行われるピアノの国際コンクール。前身はロシアで行われていた、国際的な権威をもつピアノコンペティションで、今年は世界各国から百名以上がエントリー。沈さんは一次、二次、最終と三回の審査を経て、見事栄冠に輝いた。
沈孟生さんは最終審査で、「新約聖書」に例えられるベートーヴェンのピアノソナタから、最後の作品である「第32番ハ短調 作品111」を選んだ。沈さんは今回、優勝の他、観客から最も評価された「人気賞」、そして、ベートーベンのピアニストソナタを最も素晴らしく解釈したピアニストに贈られる「ベートーヴェンピアノソナタ解釈賞」も受賞した。