蔡英文・総統は24日午前、中華民国の中米における国交樹立国、パナマ、南米のパラグアイに向けて出発した。蔡・総統にとって総統就任後、初の外遊となる。
蔡・総統は現地時間24日午後、トランジット先である米国マイアミに到着、同日夜、当地の華僑同胞パーティーに出席した。
蔡・総統は挨拶の中で、華僑同胞の台湾の外交に対する貢献に感謝すると共に、マイアミを本拠地とする米大リーグ、マイアミ・マーリンズに所属する日本選手、イチロー選手と、台湾出身のチェン・ウェイン(陳偉殷)投手を例に挙げ、「イチロー選手は日本の野球文化を世界の舞台の中心に押し上げた。チェン投手は全世界の野球ファンに台湾の名を知らしめた」と称賛した。
蔡・総統は、今回の中米の友好国訪問は自身の総統就任後、初の外遊となるが、マイアミのホテルに到着した際、多くの同胞に歓迎されたとして、「遠く離れた場所に来たにも関わらず、まるで台湾にいるかのようなあたたかさを感じた」と感謝した。
蔡・総統は、「アメリカは台湾にとって最も重要なパートナーであり、双方は戦略上、また双方向の貿易において、様々な協力関係を築いてきた。そして台湾とアメリカの最も重要な基礎は、同じ価値感、友好関係を分かち合っていることだ」と指摘した。蔡・総統はさらに、「台湾とアメリカが互いに理解を深め、親近感を感じられる上で最も重要となるのは華僑の人々だと強調、台湾とアメリカの関係がますます堅固なものとなるよう、今後も台湾のために努力してほしい」と希望した。
蔡・総統はそして、今回の外遊では、地に足の着いた外交を行うとして、目標に向かって一歩一歩、しっかり歩み続けていくと強調、外交は非常に難しいものだが、外交官だけでなく、全ての台湾の人々が各分野において努力し、成功することで、世界に向け、台湾の「精神」をアピールすることができると強調した。