台湾の民間団体、路竹会は7月23日から8月1日まで、キルギス共和国でボランティアとしての無料医療活動を計画。先遣隊と交渉の過程では問題なかったが、最近、申請手続きを行っていたところ、キルギスの外務省が「一つの中国」政策を理由に承認を拒絶した。
これについて中華民国外交部は17日夜、路竹会は国際医療活動及び救援活動を行っている台湾の非政府組織で、創設以来、外交部としばしば協力してきたと説明。外交部によると、路竹会は「医療に国境はない」という精神で、中華民国との正式な外交関係の有無に関わらず、様々な国で人道支援を行ってきた。これまでにグアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、ラダック、カシミール、モンゴル、マダガスカル、南アフリカなどで実績がある。
路竹会の活動が政治的な問題で妨害され、計画どおりの無料治療が行えなくなったことについて外交部は、キルギス政府の決定は理解できず遺憾であるとの立場を表明、こうした政治的要素が人道支援活動を凌駕する状況が繰り返されないよう願った。路竹会は今回、事前に外国部の協力を求めておらず、あくまで慈善活動として無料治療を計画していたと言う。