台湾北部・台北市の柯文哲・市長は18日、MRT・台北新交通システムの早朝割引プランを7月中には提示する考えを示した。台北新交通システムのうち、文湖線は中型の公共輸送システムで他の路線より輸送規模が小さい。一方で、文湖線の通る台北市内湖区が発展していることもあり、朝の通勤時間帯には深刻な混雑が発生している。また、内湖区全体での交通渋滞も深刻。
台北市はこの問題解決のため、7月には文湖線で、早朝の運賃を割り引く計画を提示する。柯文哲・台北市長は、内湖区の交通問題は短期、中期、長期の三段階での解決に着手していると説明、短期的な道路整備でもすでに成果が出ているとの認識を示した。さらに中期的には高速バスやMRTへのシャトルバス、そしてMRTの早朝割引を計画しており、早期割引計画は7月にも打ち出す考えを示した。文湖線を利用するのは1日で延べ23万6000人。ピークは午前7時から9時までで、1日の約1/4がこの時間帯。特に混むのは8時半で、忠孝復興駅と南京東路駅では車両が混んでいて、乗れない乗客が続出するという。