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唐奨・永続的発展賞、米Rosenfeld氏に

  • 18 June, 2016
  • Editor
唐奨・永続的発展賞、米Rosenfeld氏に
唐獎「永続発展奨」はRosenfeld氏に

台湾の大手企業の経営者が東洋のノーベル賞を目指して設けたタン・プライズ(唐奨)の第ニ回受賞者が、18日から4日間に渡って発表されている。台湾の最高学術機関、中央研究院の院士で、タン・プライズ審査委員会の総召集人でもある、李遠哲氏は18日、「永続的発展」部門の受賞者として、「米カリフォルニア大学バークレー校の名誉教授である、アーサー・ローゼンフェルト(Arthur H. Rosenfeld)氏だ」と発表した。

今年90歳のローゼンフェルト氏は、米国の著名な素粒子物理学者で、生涯をかけてエネルギー使用効率の向上に取り組んでおり、全世界のエネルギーの消費量を大幅に引き下げていることから、米国では「省エネルギーの父」と仰がれている。統計によると、ローゼンフェルト氏の研究成果により、全世界は2030年までにエネルギー面での支出を1兆8,000億米ドル節約し、二酸化炭素の排出量を70億トン削減することができる見込み。

中央研究院の劉兆漢・院士はローゼンフェルト氏の功績として、「ローゼンフェルト氏が米カリフォルニア州にある米国エネルギー省の研究所、『ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory、略称:LBLまたはLBNL)』」に『建築科学センター』を立ち上げ、一連の重要な発明を世に送り出し、科学技術面で画期的な発展をもたらすのみならず。政策の改革までも促した」と紹介した。劉兆漢・院士は、ローゼンフェルト氏の発明として、省エネの蛍光灯に欠かせない「高周波電子安定器」、「スマートウインドウ」、「クールルーフ」などを挙げ、これらの発明はエネルギーを大量に節約すると共に、二酸化炭素の排出量も大幅に削減したと評価した。

ローゼンフェルト氏は米国エネルギー省が主催した、エネルギーの開発、使用、または生産に関する業績を対象とする、物理学の賞、エンリコ・フェルミ賞(Enrico Fermi Award)の2005年の受賞者でもある。

タン・プライズ教育基金会主催のタンプライズは二年ごとに発表され、「永続的発展」、「バイオ医学」、「漢学」、「法治」の四つの分野の受賞者を選出している。各受賞者に台湾元5000万元(約日本円1億6000万円)の賞金が与えられる。タンプライズ教育基金会は18日から四つの分野の受賞者を発表している。19日にはバイオ医学分野の受賞者が発表される。

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