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輸出、16ヶ月連続で前年割れ

  • 08 June, 2016
  • Editor
輸出、16ヶ月連続で前年割れ
半導体市況は改善も

輸出が、16ヶ月連続で前年割れとなった。財政部は7日午後、最新の税関ベースでの輸出入統計を発表、5月の輸出金額は235億4000万米ドルで、昨年同月比9.6%のマイナスとなった。輸出金額の前年割れは16ヶ月連続となり、2008年の世界金融危機の時期の記録、14ヶ月連続を再び更新した。なお、前年比でのマイナス幅は、.5%だった5月に続いて、一桁台を維持した。

財政部は、5月は半導体設備と農業、工業の原料輸入が好転するなど、半導体市況の改善が見て取れるものの、世界のニーズは依然として停滞していると指摘。さらに昨年5月の輸出金額は月ベースで昨年最高だったことなど、比較基準が高かったことで、前年比9.6%のマイナスになったと説明した。

財政部統計処の葉満足・処長は、「昨年のベースが高かったことから、5月のマイナス幅は4月より拡大し、二桁に乗る可能性もあった。9.6%というマイナス幅はほぼ1ヶ月前の予測通りだ」としている。

財政部では、輸出不振は世界全体の需要の問題で、韓国、シンガポール、中国大陸、アメリカ、日本、香港なども影響を受けていると説明。その上で財政部は、台湾の半導体メーカーは5月、優位性を保つために生産設備を強化して生産能力を高めたわけで、今後電子部品の輸出改善が期待できる他、原油価格の下落幅も縮まっており、製品輸出の原動力も徐々に改善されると分析した。

財政部は6月の見通しについて、半導体市況の改善では他の産業の輸出不振を穴埋めすることはできないとして、輸出のマイナス幅は縮まっても、プラス転換の可能性は大きくないと予想している。財政部はまた、プラス成長に転じる時期は9月だとして、昨年9月のベースが低いこと、また、消費性電子商品の新商品が発売されることを理由に挙げた。

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