台湾鉄道(台鉄)が、端午節の連休期間、台北から、東部、南東部方面の切符について、試験的に実名制での販売方法を採用した。
台湾の在来線、台湾鉄道を運営する交通部台湾鉄路管理局は、旧暦の端午の節句の4連休となる6月9日から12日までの期間、台北エリアから、東部、花蓮、南東部台東方面へ向かう切符について、試験的に実名制でのオンライン販売を取り入れた。
これは、祝日や連休期間、この区間の切符が非常に予約しづらく、ダフ屋による買い占め、転売が起きており、利用者や立法委員から改善を求める声が起きていたことに応えたもの。
今回、オンラインで切符を購入できるのは、身分証明書のIDナンバーがUもしくはVから始まる花蓮県もしくは台東県生まれの人のみで、こうした人々の帰省のニーズに応えられるようになっている。また、一枚の身分証明書で購入できるのは往復一枚のみだが、異なるIDナンバーを入力することで一人で3人分まで購入することができるという。
1日の午前6時に予約受付が始まると、用意された744席は、わずか30分で完売となった。
台湾鉄道によると、切符を予約した人は、3日の午後6時以前に台北駅、松山駅、花蓮駅、台東駅など8つの駅で、支払いと発券を行う必要がある。それまでに受け取りがなされなかった分については、4日の午前6時から、再び予約受付を行うという。
台湾鉄道では端午の節句の連休のニーズに応えるため、10日と11日に、台東と新北市の樹林の区間に臨時列車一往復を増発するとしている。