台湾出身で日本で活躍した建築家、故・郭茂林氏への褒章令伝達式が行われた。
霞が関ビルディングや新宿の高層ビル群など日本の高層ビル建築の発展に貢献し、2012年に90歳で死去した故・郭茂林氏には、今年4月末、馬英九・前総統から褒章令が贈られた。そして、30日、日本・東京にある、中華民国の駐日代表官邸で伝達式が行われ、沈斯淳・駐日代表から、長男の郭純さんに褒賞令が手渡された。
故・郭茂林氏は1920年、日本占領時代の台北に生まれ、第二次大戦後は日本で建築を研究、そして建築事務所を開設し、日本で数々の高層ビルを設計した。また、台湾においても、台湾初の高層ビルである第一銀行本店の他、台湾電力の本社、キャセイライフ本社及び新光人寿摩天楼ビルなど多くの高層ビルを設計、台湾の現代建築発展に貢献。さらに台北市の都市計画について、その長期計画の青写真を描いた他、台北市東部の信義エリアや中華路の地下街などを計画し、都市建築の美学を形にした。