中華民国台湾が南シナ海の太平島に埠頭を建設。中華民国は現在、台湾元1億元(日本円約3億4780万円)を投じ、南シナ海・南沙諸島の太平島に設けられた小型の空港の横に埠頭を建設中。完成後は、3000トン程度の海軍の巡洋艦及び行政院海岸巡防署の巡視艇が複数停泊できる規模。
太平島は面積こそ大きくないが、他の領有権争いのある島々には無い精密な設備が備えられている他、南沙諸島において唯一、淡水が存在する島。南沙諸島にある滑走路2本のうち、太平島のそれは最も規模が大きい。
ハワイに位置するシンクタンク、イースト・ウエスト・センターのベテランアナリスト、デニー・ロイ氏は、「ここは唯一、中国大陸の妨害を受けずに主権が主張されている場所であり、台湾は自由にその設備をグレードアップできる。中国大陸の批判を恐れることはない」と話している。
国防部と交通部の高官によると、太平島の施設更新工事は遅くとも来年中には完成する予定。