WHAに参加している台湾の代表団が、各国と二者会談を行っている。
衛生福利部の林奏延・部長ら中華民国台湾の代表団は、WHO(世界保健機関)の年次総会(WHA)へ無事参加している。代表団はWHAにおいて、25日に演説を行うほか、各技術会議に積極的に参加し、非伝染性の疾病、健康促進、伝染性疾病の防止及び治療、医療衛生システム、伝染病のモニタリング及び対応など5つのテーマを含む、30の項目について発言をする予定となっている。
衛生福利部は、23日から既にパラオ、ソロモン諸島、ニカラグアなど、少なくとも23の国及び国際組織と医療、衛生の問題について二者会談を行ったことを明らかにした。また、台湾と交流が密接なアメリカとの二者会談は24日に行うほか、日本との会談日程も決っているという。
衛生福利部の林・部長は、「二者会談は26日まで行う予定だ。23日から既におよそ20回行った。しかし、中国大陸の代表団とは日程が決まっていない」と説明した。
台湾は2013年に、当時の邱文達・衛生福利部長が、中国大陸の「国家」衛生及び生育委員会の主任、李斌氏と初めて両岸の衛生部門のトップ会談を行った。そして、その後三年間、WHAにおいて両岸のトップによる二者会談を行ってきた。しかし、中国大陸はさきごろ、台湾が「92年コンセンサス」を認めないならば交流は続けられないと表明しており、今回二者会談が実現するかどうかが、今後の両岸関係を見通す上での重要な指標として注目されている。