ひまわり学生運動で行政院に乱入した人たちに対する告訴が取り下げられる。2014年3月に起きたヒマワリ学生運動では、台湾海峡両岸サービス貿易協定に反対する学生たちが立法院の議場を占拠した他、3月23日夜には行政院に乱入、建築物と内部の一部器物が破損した。当時の江宜樺・行政院長は、乱入した人のうち126人を刑事告訴した。
しかし、新政権となった20日、行政院の林全・院長は、閣僚などの人事に関する公文書の署名を済ますと、この刑事告訴を取り下げる書類にサインした。行政院の童振源・報道官は23日、林全・行政院長の話として、「ひまわり学生運動は政治事件で、単純な法律事件ではない。調和を目指し、対立は避けるという原則の下、できる限り寛容に取り扱う。このため告訴取り下げを決めた」と述べた。
林・行政院長は、当時行政院が告訴したのには政治的意図があり、現在はサービス貿易協定反対の訴えは社会のコンセンサスになったと指摘、立法院も両岸協定監督条例を審議するなど、運動の正当性と社会への貢献が明らかだとしている。