経済部は20日、4月の輸出受注を発表した。4月は331億6000万米ドルで、前年同月比で9.5%のマイナスだった。輸出受注の前年割れは13ヶ月連続で、2008年、世界的金融危機の時期の「12ヶ月連続」を超え、過去最長となった。
経済部統計処の林麗貞・処長は、4月の受注は予想を大きく下回ったと指摘。情報通信機器がハイスペックスマートフォンの売上不振の中で前同月比10%減となったほか、電子製品も同9.8%減になったこと。また、精密機械においては、モニターが供給過剰による在庫過多となっており、受注は26.4%減になったことが大きな要因だと指摘した。
地域別では、4月はASEAN(東南アジア諸国連合)、6カ国からの受注は4.7%伸びたものの、その他、アメリカ、中国大陸、香港、ヨーロッパ、日本などからの受注はいずれも衰退。中でもアメリカは11.4%減で、2009年9月以来、最大のマイナスとなった。
前年同月比を上回る時期について問われた林・処長は、「3月は改善が見られたため、4月は好転すると楽観的に予測していたが、悪化という結果となった。新しいデータをもとに、再び検討と予測を行った結果、5月にプラスに転じるとは考えにくく、第二四半期はマイナス成長になるだろう」と述べた。