中華民国駐日代表処(日本における中華民国の大使館に相当)は20日夜、中華民国第14代正副総統就任記念の祝賀レセプションを行った。
レセプションには、日本の対台湾窓口機関・交流協会の大橋光夫会長のほか、超党派議員連盟・日華議員懇談会副会長を務める与党・自民党の山東昭子・参議院議員、日本の安倍晋三・首相の実弟である自民党の岸信夫・衆議院議員、そして野党・民進党の枝野幸男・衆議院議員など与野党の国会議員、そして財界や文化界の関係者、日本在住の台湾華僑など150人を超える人々が出席、盛り上がりをみせた。
自民党の「日台経済文化交流を促進する若手議員の会」の会長を務める岸信夫・衆議院議員は20日、台湾メディアに対し、「20日の就任式典に出席できなかったことは残念だが、5月初旬、蔡英文・新総統を表敬訪問し、懇談することができた。蔡・新総統が、台湾をしっかりと牽引していくことを確信している。そして、日本と台湾の関係がより深まることを期待する」と述べた。
また、交流協会の大橋会長はあいさつの中で、「日本と台湾の関係は緊密であるがゆえ、時には問題が発生することもある。しかし、いかなる場合においても、対立をエスカレートさせるような一方的な行動をとるべきではない。胸襟を開き、しっかりと意思疎通を行うことで、問題解決の道を共に探っていくことが重要だ」と述べた。
大橋会長はまた、退任する沈斯淳・駐日代表に対し、この4年間の日本と台湾の関係発展に対する沈・駐日代表の大きな貢献について、心から敬服すると、謝意を示した。
沈・駐日代表は挨拶の中で、蔡・新総統は台湾と日本の関係を重視していると強調。経済、貿易面においては、「台湾日本自由貿易協定」の交渉再開を希望しているほか、青少年、観光、文化などの領域については、交流をより積極的に進めたいと考えている、と説明した。