卒業シーズンを控え、大手求職サイトが企業の採用に関する調査結果を明らかにした。
台湾では、5月から6月が新卒者募集の季節となっている。大手求職サイト「104人力銀行」が17日に明らかにした調査結果によると、今年は調査対象の半数を超える企業が新卒者を採用する方針で、採用100人当たり新卒者の枠は19人で、昨年より2人多くなっている。また現在、ネット上で公開されている求人件数72万2000件あまりのうち、50万件あまりは未経験者も対象で、昨年に比べて16%多いという。
新卒者の平均初任給に目立った伸びはないものの、回答した企業のうち22%が、初任給を引き上げる予定で、伸び率は昨年の3.08%を上回る3.67%となっている。
求職サイトの担当者は、不景気ながら、企業は新卒者のやる気や、未経験であるがゆえの柔軟性を評価しており、求人数、賃金の面で新卒者にやさしい状況になっていると分析した。
なお、飲食業では商業デザインや食品科学関連の学部の卒業生が、ソフトウエア業界では、デジタルマーケティングの流れに対応するため、マスコミュニケーション関連の学部卒業生が、さらに金融業では、金融におけるITの活用「FinTech」に対応するため、情報や数学、コンピューターサイエンスに関連する学科の卒業生のニーズが高まっているという。