腸ウイルスの季節に入り、衛生福利部が警戒を強めている。立法院社会福利及び衛生環境委員会は16日、衛生福利部、教育部、労働部などから腸ウイルスへの対抗措置について報告を受けた。
衛生福利部は、4月末から台湾全域の医療機関における外来窓口、救急窓口で腸ウイルスで診察を受ける人の数が基準を超え、腸ウイルスの季節に入ったことが伺えるとした上で、重症につながるのは主に71型ウイルスで、現時点で大流行の兆しはないと説明した。
衛生福利部の許銘能・次長は、「各県・市の状況を常に把握できるよう努める。エンテロウイルス71型はすでに4年間、広がりにくい環境だったが、今年はそのリスクが相対的に高い年にあたる。ただ、今のところは主にコクサッキーウイルスのようだ。近隣諸国は71型のエンテロウイルスが広がりやすい状況にあるので、我々も警戒を強め、各県・市の感染状況に注意を払い、各県・市と共にしっかり備えたい」と述べた。
また、この報告では、衛生福利部が3月15日に疾病管制署レベルの対応チームを立ち上げた他、4月15日には行政院が「腸ウィルス中央感染症防止指揮センター」設立の条件を決めており、これからは感染の広がり具合に応じて防止指揮センターを設置できるようになっていることも指摘された。