台湾北東部の宜蘭県沖で12日、マグニチュード5.8の地震が起きたことで、林全氏が被災状況の確認を命じた。台湾時間の午前11時17分、宜蘭県政府の南東19.7キロの地点を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生した。震源の深さは17キロメートルで台湾全域で揺れが感じられた。
20日以降の新たな行政院で報道官を務める童振源氏は12日、次の行政院長に決まっている林全氏の話として、政権引継ぎチームはすでに被災状況に関する初歩的な報告を受けており、行政院公共工程委員会の主任委員に就任する呉宏謀氏、内政部長に決まっている葉俊栄氏に対して、状況を把握し、必要な協力を行うよう命じたと明らかにした。
また、この地震の震源から比較的近い場所にある第一原子力発電所と第二原子力発電所の状況について、台湾電力は、現時点で正常に運転されている他、台湾東部の発電所も検査した結果、異常はないと説明した。
水資源の面で、経済部水利署は緊急対応チームを立ち上げ、ダムへの影響を調べている。震源から最も近い、台湾北部・基隆市の新山ダムでは震度4、桃園市の石門ダムでは震度2だったが、水利署の人員が実地でチェックしたところ、異常はないということ。
この地震の震度は、北東部・宜蘭県南澳が最大で6、宜蘭市が4、東部の花蓮県秀林郷和平で4、北部の新北市、桃園市で4、台北市で3などとなっている。その後も余震があったが大きな被害は伝えられていない。