歴代の国家安全保障関係の首長が近く太平島を視察する。
南シナ海では、周辺の国・地域が相次いで当該水域の島々に軍事施設や人工島を建設するなど、その情勢は絶えず変化している。こうした中、中華民国も、固有の領土である南沙諸島の最大の島、太平島に一万トンクラスの船艦が停泊できる埠頭を建設した。
一部のメディアが、行政院海岸巡防署は太平島において、大砲の扱いに慣れた兵士を増員するほか、太平島の副指揮官の階級を中佐から大佐に引き上げるなど、太平島の防衛力強化に努めていると報じた。
これに対し、国防部の鄭徳美・軍備副部長は4日、立法院で「階級の引き上げという話はない。我々の太平島に対する一貫した立場は和平だ。南シナ海平和イニシアチブこそが我々の立場だ」として、こうした報道を否定した。
鄭・副部長は、防衛の強化という報道については否定したものの、海岸巡防署が郝柏村・元行政院長や総統府の丁懋時・最高顧問、そして多くの国家安全会議のOBを招待し、太平島訪問を計画していることについて、国防部は以前からこの計画について準備をしてきたとして、「国防部では以前からこの計画についての準備を進めてきた。護衛についても全て規定に則って行う。行き帰りの安全については保障する」と強調した。