国家発展委員会(国発会)が、経済成長率の目標達成は厳しいとしている。
行政院主計総処はさきごろ、第1四半期の経済成長率の速報値をマイナス0.84%と発表、新政権での行政院長に決まっている林全氏は、今年の経済成長率1%を確保するのは難しいと指摘した。
国家発展委員会の林祖嘉・主任委員は3日、世界投資フォーラムに出席した際、今年の経済成長率は1%前後で、国家発展委員会が設定した2.1%から2.7%という目標の達成は難しいと述べた。
林・主任委員は、成長率1%確保についても、第2四半期は回復に転じるがそのスピードは予想を下回り、ゼロ成長の可能性があると指摘、通年での1%成長には第3四半期と第4四半期がいずれも2%以上の必要があり、難度が高いと指摘した。
林・主任委員はその一方で、「昨年のベースはかなり低く、これ以上下がる方が難しい。また、現在、PMI(製造業購買担当者指数)など一部のデータも反発している。下半期の成長率は若干改善されるだろう」と述べた。
林・主任委員は、かつて行った消費券での景気下支えは有効だったとの見方を示し、新政権が、消費や投資を刺激する策を早急に考える必要性を強調した。