新政権で行政院の報道官を務める童振源氏が、台湾がWHOの年次総会に参加する権利は剥奪されるべきでないとしている。
WHO(世界保健機関)の年次総会(WHA)は今月23日に、スイスのジュネーブで始まる。しかし、オブザーバーとして2009年から参加してきた中華民国台湾にはまだ招待状が届いておらず、今月20日の政権交代後、WHAに参加できるのかどうかが注目されている。
童振源氏はこれについて3日、健康は普遍的な価値であり、また台湾の医療面での貢献は顕著で世界の伝染病防止体系に欠かすことのできない部分だとし、「台湾のWHOを含む国際組織への参加は有意義で全面的、そして尊厳が保たれる形でなければならない。全面的かつ、意義をもち、そして尊厳をもって参加できると信じている。台湾の人たちの健康と、国際社会参与の権利はいかなる理由があろうが剥奪されてはならない」と強調した。
一方、外交部の王珮玲・報道官は3日、スイス・ジュネーブにおける中華民国の大使館にあたる駐ジュネーブ弁事処では毎日、WHOと連絡を取っており、招待状については作業中とのことだとした上で、「我々は各種の状況を想定しているが、当然、代表団を組んでの参加を希望している。招待状は届くものと楽観的に見ている」と述べた。