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米映画祭で台湾短編映画が金賞

  • 30 April, 2016
  • Editor
米映画祭で台湾短編映画が金賞
心温まる交流を描く

米・ロサンゼルスで行われているアジア・太平洋の映画コンクール「ロサンゼルス・アジアン・パシフィック映画祭(Los Angeles Asian Pacific Film Festival)」は現地時間の28日、表彰式を行い、台湾の許承傑・監督の短編映画「龍蝦小孩」(The Lobster Kid)が、今年度の短編映画の最高栄誉である「ゴールデン・リール賞(The Golden Reel Award)」を受賞した。

「龍蝦小孩」は、犯罪組織の手下となり、台北の街頭でボールペンを売る13歳の少女が、南東部、台東県でロブスターを食べたいと思い立ったことをきっかけに、寡黙な和尚と出会い、2人の間に生まれた心温まる交流を描いたストーリー。審査員は「見る者を不安にさせつつも、エネルギーが充ちあふれた作品だ。監督の洞察力、表現力はきめ細かい。視聴者は作品を通じて、台湾のサブカルチャーについて十分に理解することができる」と評価した。

また、同じく台湾出身の鄭有傑・監督の短編映画「老海人洛馬比克(Old Seafarer)」も同賞にノミネートされた。同作品は、台湾の原住民族、離島の蘭嶼に住むタオ族の作家、Syaman Raponganの小説を改編したもので、タオ族の少年、洛馬比克が故郷の蘭嶼に留まるか恋人と離れ台湾に進学するか選択を迫られるストーリー。

今年度の「ロサンゼルス・アジアン・パシフィック映画祭」には今年、アジア、太平洋の各国・地域から100作あまりが出展した。審査員は台湾の短編映画について、「構成がしっかりしており、印象深い。各国から多くの優れた作品が集まった中で評価されたことは台湾の誇りといえる」と賞賛した。

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