台湾が世界初となるホタル街灯で、ホタル復活に成功した。
中華民国台湾は2年前、「2017年国際ホタルシンポジウム(The International Firefly Symposium)」の台北市への誘致に成功、台北市の大安森林公園、木柵萃湖公園、そして栄星花園公園の3ヶ所でホタル復活プロジェクトを進めてきた。そして、今年、ホタルの復活に成功、中でも最も難しいとされた大安森林公園では24年ぶりの復活に成功した。
この成功において、大きな理由の一つに挙げられているのが、台湾の大手LEDメーカー、億光電子(エバーライト)が開発した世界初の「ホタル街灯」だ。国立台北護理健康大学一般教育センターの呉加雄・助教授は、「ホタルは光を嫌い、一般的な水銀灯や蛍光灯のある場所はホタルの生息に向かない。こうした中、台湾の大手LEDメーカーの協力により、590ナノメートルの橙色の照明が誕生した。世界初となるこの照明は、歩行者のための街灯となるだけでなく、ホタルの生育環境づくりにも適している」と説明した。
呉・助教授は「国際ホタルシンポジウムの台湾への誘致により、世界に対して、台湾のホタル保護方法が他国とは異なること、優れていることを示したかった」として、シンポジウムでその成果をアピールしたいと述べた。
この「ホタル街灯」は来年のシンポジウムで公開され、自然環境保護に対するハイテクの活用という台湾のソフトパワーが示されるという。