輸出受注が12ヶ月連続で前年割れとなっている。経済部は20日、3月の輸出受注を発表した。3月は366億2000万米ドルで、前年同月比で4.7%のマイナスだった。輸出受注の前年割れは12ヶ月連続で、2008年からの世界的金融危機の時期と並んだ。しかし、前年比での減少率は昨年10月以来の小さいもので、経済部は予想よりはよく、受注が徐々に好転していると評価した。
品目別に見た場合、主なものの減少率の多くは縮小傾向にあり、特に電子製品の受注の95億8000万米ドルは3月としては過去最高で、前年比では1.6%増えた。電子製品の受注が前年比でプラスになるのは過去1年で初めて。新興市場における中低価格のスマートフォンの需要が拡大していることで、携帯電話に使用する半導体、シリコンウェハの受注が増えていることが主な原因だという。
経済部は、携帯デバイスの新製品発売は情報通信製品と電子製品の受注を安定させる他、鉄鋼価格、原油価格が下げ止まる傾向にあることが受注にプラスに働くと予想。4月は355億米ドルから370億米ドルで前年割れが続くだろうが、5月にはプラスに転じるとの見通しを示した。