立法院(国会)が15日、中国大陸に対してケニアで中国大陸に強制連行された台湾の住民を釈放するよう求めている。東アフリカにあるケニアで、詐欺事件で勾留され、後に無罪判決になって釈放された中華民国台湾の国民が強制的に中国大陸に連行された問題について立法院は15日の本会議で与野党による共同声明を採択した。
与野党の国会議員は声明の中で、北京当局が横暴な手段で中華民国台湾の国民を強制的に中国大陸に連行したことは、基本的人権を侵害すると批判すると共に、このような行為は台湾社会の、中国大陸に対するマイナスイメージを強めるだけだと指摘した。立法院は政府に対して早急に人員を中国大陸に派遣し、強制連行された台湾の人を見舞うと共に、北京当局に対してただちにこれらの人たちを釈放するよう求めることを呼びかけた。
立法院の蘇嘉全・院長は、与野党の共同声明を読み上げた。蘇・立法院長は、「北京当局は2011年から似たような案件を処理する際の中華民国台湾との合意を反故にして中華民国の主権と管轄権を無視し、双方の関係をひどく傷つけた」とし、これは双方の関係の前向きな発展にはマイナスだ」と指摘した。