馬英九・総統が中国大陸側に対し、台湾に向けた軍事的な配備を除去するよう呼びかけた。馬英九・総統は12日、米ニューヨークの外交関係協会の学者・専門家らと会見した。馬・総統は席上、総統就任以来の対中国大陸関係、対米関係での成果を説明した。馬・総統は、台湾海峡は過去67年で最も穏やか、平和な状態だとし、オバマ米大統領も先ごろ中国大陸の指導者、習近平氏と会談した際、過去8年にわたる両岸関係の歴史的な進展を評価したと指摘した。馬・総統はこの三者はいずれも、退任後も両岸関係、並びに台湾と米国との関係が今どおりで、さらに前進するよう望んでいるが、そこには「92年コンセンサス」も含まれると強調した。
馬・総統はさらに、両岸関係は大きく改善されたが、やはり中国大陸側が台湾に向けた軍備を除去すること、台湾の人たちの海外における権益を損なわないことなどで、誠意ある対応をするよう希望すると述べた。
馬・総統は、「台湾の人が国連を参観しようとしても、我々のパスポートでは参観証に換えてもらえない。これは小さいことかもしれないが、こうしたことで影響を受けるのは台湾の中産階級だ。こんなことで台湾の人たちの反感をかっても意味がない。中国大陸が、台湾は中国大陸の一部だというなら、なぜこうした人たちは国連に入れないのか。矛盾している」と話し、中国大陸側にしかるべき対応を求めた。