台中大甲の媽祖様の巡礼活動が8日夜にスタートした。台湾中部・台中市大甲区にある鎮瀾宮の媽祖様の巡礼活動は、その規模から世界三大宗教行事の一つとされる。これは媽祖様の誕生日、旧暦3月23日に合わせて行われるもの。巡礼は9日間にわたり、大勢の信者が媽祖様の像と共に練り歩く。コースは台中市、彰化県、雲林県、嘉義県の21の郷・鎮・市・区にまたがり、途中各地の100近い廟を回る。嘉義県新港の奉天宮で誕生日を祝う儀式が行われ、そこから再び台中市まで戻る。歩く距離は約340キロメートルといわれる。
8日の子の刻(夜11時ごろ)には大勢の信者が見守る中、鎮瀾宮の媽祖様の巡礼活動が始まった。蔡英文・次期総統はそれに先立ち、午後2時ごろにやってきて媽祖様に祈りを捧げた。また、馬英九・総統も午後5時に媽祖様が神輿に乗り込む儀式に参加した。媽祖様が出発すると、長さ2キロにわたる大勢の信者たちが巡礼に加わり、大甲区はこの日、「不夜城」となった。
予定ではこの巡礼は12日に奉天宮に到着し、16日には台中市清水区の朝興宮で夜を過ごし、17日に鎮瀾宮に帰り、元の位置に戻ることになっている。