中華民国台湾が米国のグローバルエントリープログラムに加わることに。グローバルエントリープログラムとは、事前に承認を得た危険度の低い渡航者の、米国への入国手続きを円滑に行うためのプログラム。
外交部は5日、中華民国の沈呂巡・駐米代表と米国の対台湾窓口機関・AIT米国在台湾協会のJoseph Donovan Jr.執行理事は米東部時間の4日、「台湾と米国による国際旅行者拡大協力イニシアチブ共同声明」に署名したと明らかにした。これにより、中華民国台湾は、イギリス、ドイツ、オランダ、パナマ、韓国、メキシコに次ぐ、世界で7番目、アジアでは2番目に、米国のグローバルエントリープログラムに加わる国家となった。
外交部によると、グローバルエントリープログラムは、米国の国土安全保障省・税関国境取締局(CBP)があらかじめ審査を行い、危険度の低い渡航者の入国をスピードアップするもので、台湾と米国のハード、ソフトの統合完了後、中華民国台湾の人は米国の「グローバルオンライン登録システム(GOES)」を通じて申請を行い、双方の審査を経た上で面接にもパスすれば会員となれる。有効期間は5年間。
外交部の王珮玲・報道官は、「会員となった国民は米国に入国する際、主な空港にあるグローバルエントリーゲートでパスポートをかざすだけで、専用のコースを通って入国できるようになる。長い列に並ぶ必要はなく、スピーディな入国が可能だ」と話している。
AITによれば、2012年に米国が台湾の人たちに対してビザ免除プログラムを実施して以降、台湾から米国を訪れる人は50%以上増えたという。また、台湾を訪れる米国人も増えており、現在では台湾を海外から訪れる人のうち、米国人は5番目に多く、アジア以外ではトップとなっている。