国防部が、与那国島における日本のレーダー設置については把握ずみとしている。日本のメディアによれば、日本の防衛省は28日、台湾東部からわずか100キロあまりの与那国島に陸上自衛隊の与那国沿岸監視隊を発足させた。約160人の編成で、主要任務は付近の船舶や航空機の監視だという。一部では釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の周辺の動きをつかむことも目的で、台湾、中国大陸、日本の三者の関係に影響するものと報じている。
国防部の羅紹和・報道官は29日、報道陣に対し、国防部は日本の動きを把握しており、関連の対応もして国軍の機密は守ると述べた。羅・報道官は、「日本の防衛省が与那国島に監視隊を発足させたこと、またレーダーを設置していることは把握している。レーダーにはその目的と対象があるわけだが、我々はやはり事態の発展を注視する。今後の動きに応じて対応し、我々の軍事機密を守っていく」と述べた。
台湾の対日本窓口機関・亜東関係協会の蔡明耀・秘書長は、外交部の定例記者会見で、このレーダーがカバーする範囲は100キロ以上で、政府はこれに注意するが、侵略に用いるものではないことを希望すると述べた。蔡・秘書長はそして、国土を守ることは日本政府の権利だが、他人の覗き見ることはよいことではないと指摘した。