インドネシアの巡視艇による銃撃を受けた漁船に政府の関係者が事情を聴いている。屏東県琉球船籍の漁船、「聖徳財号」と「連億興116号」はインドネシアの巡視艇による銃撃を受けた。「聖徳財号」には10数発の弾痕が残っているという。
行政院農業委員会漁業署は24日、これら漁船は2日あまりの航海の末24日早朝にシンガポールに到着したと明らかにした。漁業署の黄鴻燕・副署長は、「二艘の漁船は今朝5時から6時にシンガポールに到着した。漁業署はすでに昨日、職員を二人現地に派遣しており、外交部、駐シンガポール代表の協力の下、漁船に乗りこんで事件の状況を確認する」と述べている。
「聖徳財号」と「連億興116号」は21日早朝、マラッカ海峡におけるインドネシアの排他的経済水域をシンガポールに向けて航行、これまでに獲った魚を水揚げしようとしていたところ、インドネシアの公船による銃撃を受けた。インドネシア側は、これら漁船はインドネシアの経済水域で違法操業をしていたと指摘していると伝えられたが、中華民国政府は、漁船の位置追跡システムVMSのデータから見て違法操業は行っていないと主張している。漁船は銃撃を受けたが、船員は全員無事だった。