台湾の漁船が銃撃されたことで、外交部が正式な抗議も辞さないとしている。台湾南部・屏東県琉球船籍の漁船、「聖徳財号」と「連億興116号」はこのほど、マラッカ海峡でインドネシアの船舶による銃撃を受けた。外交部は22日、インドネシアの海洋水産省、並びに関連の報道によれば、インドネシアの公務船舶による銃撃だと説明した。
外交部の李憲章・副報道官は、「外交部はすでに駐インドネシア代表処に対してインドネシア側に関連の証拠提出を求めるよう命じた。インドネシア側はこれら漁船がインドネシアの排他的経済水域で操業していた。もしくは彼らの巡視艇にぶつかろうとしたことを証明せねばならない。また、駐インドネシア代表処は、なぜインドネシア側が漁船の操縦室に向けて発砲したのかを聞き出し、我が方の強い懸念を伝える必要がある。インドネシア側がきちんと説明できない場合、我々は正式な抗議をする可能性を否定しない」と述べている。
また、行政院の張善政・院長は、「昨日の時点では海賊の可能性もあったが、船員たちは船の番号を見ており、公務船舶の可能性が高かった。このため外交部が駐インドネシア代表処を通じて確認した。しかし、たとえ彼らの排他的経済水域だったとしても、我々の漁船が航行することは認められる。だからまだいろいろ調べる必要があるが、違法な操業をしていたからといって、暴力的な手段に訴えるべきではない」と話した。
インドネシア側が提供した証拠の映像について外交部は、漁船が操業していたことが確認できない他、この漁船がインドネシアの巡視艇にぶつかろうとしたところやインドネシア側の発砲の場面もないとコメントしている。