政務官が外国の居住権を持つことを認めない法改正が、立法院で一度目の審議を通過した。中華民国の立法院では「三読制」が採用されており、法案の通過には三回の承認が必要。同法改正は「一読」が済んだことに。
週刊誌が先ごろ、馬英九・総統が依然としてアメリカでの永住権を持つと報じたことから、政務官の外国での居住権が再び注目を集めた。馬・総統の永住権は早くに効果を失っていることが確認されている。
野党の立法委員はこのほど、国籍法第20条を改正し、外国での居住権を持つ者は公職人員になれないようにする案を提出。立法院内政委員会は19日にこの案を審議、内政部の陳威仁・部長は、対象を公職人員全体にした場合は優秀な人材を集めるのに支障が出るとして、政務官が外国での永住権を持つことを認めない方向で法改正を支持する態度を表明した。
与野党が協議した結果、現行の「外国の国籍を持つ中華民国国民は公職につけない」規定に、外国および香港、マカオでの永住権を取得した者は政務官となれないという条文を加える折衷案を承認した。