国家安全局(国安局)の楊国強・局長が、中国大陸側の対抗手段を三つ挙げた。最大野党・民進党の蔡英文・主席は5月20日に総統に就任する。台湾と中国大陸の交流の基礎になっている、「92年コンセンサス」を蔡英文・女史、ならびに民進党が認めていないことから、蔡・女史の総統就任演説の内容が注目されている。
最近、中国大陸側は、新たな総統が、「一つの中国」の意味合いがある台湾における憲法に従う態度を表明するよう求めており、これが演説に盛り込まれるかどうかが関心を集めているが、民進党の立法委員は17日、立法院外交委員会で、就任演説の内容に中国大陸側が不満だった場合どうなるかを聞いた。
これに対し、国家安全局の楊国強・局長は、中国大陸は三つの手段をとるとの見方を示した。楊・局長は、「まずは対話のパイプの廃止、あるいは対話の停止。次に中国大陸住民の台湾観光停止、そして三つ目は外交関係での変化だ」と述べた。