次期総統に決まっている最大野党、民進党の蔡英文・主席が16日、日本の対台湾窓口機関・公益財団法人交流協会の大橋光夫会長の表敬訪問を受けた。双方は、観光及び双方向の自由貿易協定(FTA)の締結、台湾と日本の今後の協力関係について意見交換した。
蔡・主席は会談の中で、大橋会長の来台を歓迎すると共に、今年2月、台湾南部で大きな地震が発生した際、日本政府が直ちに援助及び義捐金を提供してくれたこと、また日本の民間でも募金活動が行われたことに感謝するとともに、それは両国国民の深い絆の表れだと指摘した。
民進党が会談終了後に発表したプレスリリースによると、蔡・主席は、日本を訪れる台湾の旅行者が年々増加しているなど、双方の人的往来は密接であると指摘、今後、台湾の地方自治体の観光のPRにもっと力を入れ、リピーターをさらに増やすことで、両国間の観光交流を一層強化したい考えを示したという。
また、会談では台湾と日本の経済貿易面での協力についても意見交換が行われた。蔡・主席は、日本と台湾のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加、及び自由貿易協定(FTA)締結などの議題について、早急に話し合いを開始することを希望した。蔡・主席は、それによって経済貿易面での双方の協力を加速させることができ、台湾と日本の産業にさらなる発展をもたらすことができると期待した。