国際クルーズ展は15日から米フロリダ州の港湾都市、フォートローダーデールで開催され、世界各国・地域の1000を越えるクルーズ業者及び観光業者が集った。
台湾からは、観光局の劉喜臨・副局長率いる代表団がブースでPRを行ったほか、15日夜にはACC(アジアクルーズコーオペレイション)のメンバー、フィリピン、香港、中国大陸海南島、アモイなどと共にパーティーを行い、5ヶ所の観光の特色をアピール、国際的なクルーズ会社の寄港を訴えるとともに、アジアにおけるクルーズ市場の規模拡大、国際観光客の開拓を目指した。
クルーズライン国際協会(CLIA)が発表した「2016年世界クルーズ産業の展望」によると、今年世界でクルーズを利用する人の数はのべ2400万人に達し、そのうちアジアが占める割合は9.2%と、2014年の6.7%に比べ、2.5%上昇するという。また、2015年のアジアにおけるクルーズ利用者数、のべ220万人という数字は既に世界5番目の市場規模だといい、2030年にはのべ1100万人まで拡大すると見られているという。
観光局の劉喜臨・副局長は、「過去3年の実績からみても、クルーズ旅行の強化は台湾の観光発展方向とマッチするといえる。国際クルーズ船が台湾で寄港する際にはインセンティブを与えたり、クルーズ船の目的地の国・地域と協力関係を結んだり、こうしたやり方で手を取り合いながら、アジアのクルーズ市場の規模を拡大させていきたい」と述べた。
過去2年、北部の基隆港、中部の台中港、南部の台南安平港、高雄港、そして東部の花蓮港、離島の澎湖港の6港など、台湾の港に寄港した、不定期国際クルーズ船の数はおよそ80%増加している。昨年はのべ192隻で、利用者はのべ26万人に達した。劉喜臨・副局長は、日本、韓国、マレーシア、ベトナムなどの国々とも協力関係を結び、ともにアジアでの豪華客船の観光旅行市場を拡大していくよう努力する考えを示した。